■ 無料セミナー「『最近の若者は…』で終わらせない!管理職向け新入社員のメンタルヘルス徹底解説」
2020年2月26日(水)、株式会社ドクタートラスト本社にて、無料セミナー「『最近の若者は…』で終わらせない!管理職向け新入社員のメンタルヘルス徹底解説」を開催しました(内容・要項に関してはこちらをご参照ください)。
以下、当日の様子を簡単にご紹介いたします。
本セミナーでは、多くの経営者や人事担当者の方々が頭を抱えている
「新入社員が早々に離職してしまう」
「優秀な新入社員が辞めてしまう」
「若手の離職率が高い」
等の問題について、関わり方やメンタルヘルス対策を交え、どのように対応していくべきかをお話しました。
まず、新入社員をとりまく現状についてです。
新入社員への指導は、一昔前より、細かく噛み砕いて実施しなければ伝わりにくくなっています。
なぜなら、最近の大学では、きめ細やかなサポートがされており、以前であれば学生生活が成り立たず大学中退となっていたようなケースも、今は大学側の全面バックアップを受けて卒業することができるが故に、学生と一人前の社会人が期待されることに大きなギャップがあるからです。
しかし、そのギャップに対して、どのように埋めるかを自ら考え行動することができない人も多いため、メンタルヘルス不調になる人が少なくないのです。
だからこそ、会社側が、学生から一人前の社会人にスキルアップさせていく、そのためのサポートが大切です。
では、どのように新入社員に対してサポートをしていけば良いのでしょうか。
セミナー内では、まず下記のようなチェックリストを用いて「関わり方」についてご説明いたしました。
5つある項目一つひとつに対し、「なにが大切なのか」「なぜ大切なのか」ご説明しました。
例えば4つめの項目
・「社会的支援環境」としての職場になれているか
という点については、さまざまなデータを用いて、職場でのコミュニケーション・人間関係が重要な土台になることを理解していただきました。
後半は、実践編として「部下から相談を受けたらどうする?」というテーマで、新入社員役と上司役に分かれてするワークをご紹介しました。
「ラインケア」の一環として、実際にワークの中で、その役を演じてみる、というのは効果的です。
ライン層が、実際に「新入社員役」を演じてみることで、「あ、自分ってこういうコミュニケーションをとっているんだな」と気づきが得られます。
新入社員は勝手に育つわけではありません。
上司や先輩のサポートや、「丁寧で適切な指示」が成長のカギとなります。
本セミナーは10年後、20年後の皆さんの会社を担う社員のメンタルヘルスの支えに役立つものとなることを目指しています。
参加者の声
・ 最近の新入社員は…で終わらせないで、新入社員の立場や気持ちになって考えないとと改めて思いました。
・ 毎年新入社員が入ってきますが、メンタル不調で休職してしまう人が年々多くなっているように思います。このセミナーで、新入社員に対してどのようなサポートをすればいいのか分かりました。
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